入れ歯・インプラント・歯の移植

当院の院長は、10年以上（※）にわたり、数多くの入れ歯治療を手がけてまいりました。これまでに作成した入れ歯は、300床（床「しょう」：入れ歯の単位）以上にものぼります。（※）

基本的には、保険診療の範囲内で、使い心地の良い入れ歯をお作りしています。入れ歯治療に、見た目の美しさや自然さをご希望される患者さまも、お気軽にご相談ください。金屬の留め具がなく、周囲の人から入れ歯をしていることを気づかれにくい審美性により優れた入れ歯のご提案も行っています。

長い経験と実績に基づいた入れ歯治療は、多くの患者さまから喜びの声をいただいています。

（※2018年現在）

噛むことや見た目の美しさなど、失った歯の機能回復という意味では、「インプラント」はとても優れた治療法と言えます。

インプラントの治療には、外科手術を伴います。当院では国立国際医療センター（現　国立国際医療研究センター病院）で口腔外科を担当してきた院長が治療を行います。

ただし、インプラントは人工の歯（歯の根っこ）であることから、自然の歯のような自浄作用がなく、歯周病に似たインプラント周囲炎になりやすいという特徴があります。長く健康に使い続けていくためには、定期的なメインテナンスがより重要になります。そのため、すでに重篤な歯周病を患っている患者さまや、メインテナンスが続けられない状況にある患者さまには、あえておすすめしておりません。

インプラント治療と同じように、歯の機能回復といった点で優れているのが「歯の移植」です。

この方法は、ご自身の歯を失った歯があった場所へ移植しますので、人工物ではなく天然歯であるというところが最大のメリットです。

天然の歯ですので、インプラントよりもトラブルが起きにくく、食事も自然に楽しむことが期待できます。

親知らずなどの不要な歯があり、大きさが適応すれば、どこにでも移植できます。噛み合わせに重要ではない場所の歯を移動させることも可能です。また、ブリッジを安定させるために必要な場所に歯を移動させることもできますので、より優れた噛み心地を得ることができます。このように、歯の移植には、さまざまなメリットが期待できます。

「歯の移植」は、どこの歯科医院でもできるわけではない特殊な知識や技術を必要とする治療法ですが、国立国際医療センター（現　国立国際医療研究センター病院）の口腔外科を担当してきた院長は、この治療についても、数多くの症例や知識を持っています。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。